※この記事はインタビュー当時の内容となっております。
以前は飲食店の店長だったそうですね。転職されるときに御社を選んだ理由は何だったのでしょうか?
飲食店の店長時代に培ったコンサルティングやデータマーケティング、広告制作、コスト改革などのスキルをより高めてみたいと思ったのが、転職活動のきっかけです。なので、業界で選ぶというよりも、企業の風土を調べて応募していました。応募したのは、40社ほど。その中で、当社を選んだのはスキルアップが望める環境だったこと、昇格基準が明確だったこと、収入面が充実していたこと、その三拍子が揃っていたからです。
初めての保険業界に不安はありませんでしたか?
保険業界については全くわからなかったのですが、逆に自分が知らないことを知る良い機会だと思って飛び込みました。不安はあまりなかったです。当社の人もみんな優しくて、いろいろと教えていただきました。未経験ながら6年も働き続けられているのは、当社や同僚からのサポートがあったからこそだと思っています。
営業職として入社しながら、現在は内部統制室という内部監査を行う部署にいますね。異動の経緯を教えてください。
入社して3ヵ月ほど経ったときに、全社を対象にした内部統制室のメンバー公募がありました。内部統制室の業務は、企業規則を守る「コンプライアンス」、コンプライアンスの維持・改善や生産性の向上を目指す「ガバナンス」、損失回避や低減を図る「リスクマネジメント」の3本が軸になります。要は、社内の業務改善を考えること。転職当時に希望していたコンサルティングの領域に携われると感じ、手を挙げました。
営業から内部統制室に行ったのは、Iさんが初めてだったそうですね。
当社の代表に自分ができること・したいことをプレゼンし、晴れて内部統制室へ異動となりました。自信とそれを裏付けする成果があれば、しっかり認めてくれると思います。やりたいことには、自由にチャレンジさせてくれる社風なので、何事も本人のやる気次第で実現できる環境だと思います。
今後、内部統制室で実現したいことはありますか?
すぐに実現できることではありませんが、当社にとっての「経営者育成機関」をつくりたいと考えています。各支社から優秀な人材を集めて、1年ほど“長”としてのノウハウを叩き込み、次世代を担うスタッフを育てるというものです。実は、参考にしている有名企業があり、当社でも、同様の取り組みを進めることで、当社をより強固にしていければと考えています。
お話しする様子から、Iさんの充実した様子が伝わってきます。
仕事なので、楽しいことばかりではありませんが、忍耐し、努力し続ければ成果が出ます。それが何よりもうれしいですし、モチベーションになっています。志や夢を持っている人なら、それを叶えられます。実際に、前例がいくつもあるので。私も目標に向かって、これからも頑張っていきます。