※この記事はインタビュー当時の内容となっております。
Tさんは、6年以上アルバイトとして勤務していたと聞きました。
ええ、自分で劇団を主宰しながら役者をしていたので、最初は効率的に稼げるアルバイトとして当社を選んだんです。電話営業の仕事は時給が高いですし、成績によって翌月から時給を上げることもできるので、やりがいもありました。公演のために長期で休む場合も、融通を利かせてくれて。当社もわたしの夢に理解を示してくれて、アルバイトという立場でしたが、長い間応援してくれました。
とはいえ電話営業の仕事が初めてだと、難しい部分もあったのではないですか?
最初の1週間は、うまくいかないのが辛くて辞めたいと思いましたが、同僚と仲良くなって一緒に頑張ろうという気持ちが芽生えたので、続けることができました。当時は同期の方が自分よりも営業力があり、負けてばかりだったので、まずはしっかり知識をつけようと思い、資格の勉強をしました。それに、アルバイトでも社員同様に資格保有者にはインセンティブがあるので、それもモチベーションアップに影響しました。それから勉強を続けるうちに自信もついてきて、お客様にもきちんと説明できるようになってから、1年ぐらいで成績が出せるようになってきました。
社員になったきっかけは何だったのですか?
支社立ち上げ時に、アルバイトでありながら立ち上げメンバーとして立候補したんです。その時は、結婚して子供も1歳になり、自分も腰を据えて頑張らないといけないタイミングでした。より自らに責任感を持たせるため、正社員でやっていこうと決めました。あとは、これまでわたしのやりたいことをサポートしてくれた当社に対して、恩返しをしたいという思いもありました。自分の力で当社に貢献できることがあるなら、協力したいなと。
劇団や役者という夢から遠ざかるのは、残念だったのではないですか?
劇団の時にわたしがやりがいを感じていたのは、公演後に観客の方から「ありがとう」「元気になったよ」「これで明日からも頑張れる」と言われることでした。人に元気や勇気を与えられる存在になる、そのことがわたしの役者のモチベーションでした。それは、保険の仕事でも一緒なんです。「あの人に相談してよかった」「あの人と話をしてよくなった」と思ってもらえる人でい続けることが、今の自分の目標です。人にバイタリティを与えられる存在って、素晴らしいと思いませんか? 保険はあらゆる人に関わる仕事だから、そんな存在にもなれるんです。
今は研修担当もされていると聞きましたが、どんなことを教えているのでしょうか?
わたしは時給制で働いていた期間が長いので、一分一秒を無駄にせず、いかに効率的に時間を使うかに長く取り組んできました。なので、時間の意識や困った時の対処法について教えることが多いです。それから、アルバイト時代を含めれば社歴が長いので、まだ若くて保険のメリットにピンときていない社員やアルバイトに保険の大切さを教え、提案時に説得力を持てるようにしています。
最後に応募しようか迷っている方に、アドバイスをお願いします。
多くの人が人生の長い時間、働き続けるのですから、せっかく働くなら世の中に役立つ仕事をしてみませんか、と言いたいですね。昔から、医者と弁護士と保険は信頼できる人を置いておけと言われるように、保険はどの人の人生にも関わるもの。知識をつければ、家族や身近な人を助けることもできます。収入以上の付加価値がある仕事だと思いますよ。