※この記事はインタビュー当時の内容となっております。
Aさんはもともとアルバイトで入社されたと聞いています。
そうです。当時のわたしの夢は、プレミアムジーンズを扱うバイヤーになること。その第一歩として、頑張りが報酬として還元される仕事で資金を集めようと考え、当社のテレマーケティングのアルバイトに応募したんです。
社員へのステップアップを希望された理由はなんだったのでしょうか?
まずはテレマーケティングの奥深さに興味を持ったのが第一段階です。電話営業は、間合い、語尾、抑揚、言葉のチョイスと、勉強すればするほどお客様と密に話せるようになるもの。その面白さに気づいた時に、「このスキルをしっかり習得したい」と真剣に考えるようになりました。
仕事のやりがいが最初のきっかけになったのですね。
そして入社5年目のある時、私自身が体調を崩して入院したんです。幸い症状は軽かったのですが、改めて保険への興味が深くなり、「知識を深めて、お客様のトータルサポートができるようになりたい」という新しい目標が生まれました。退院後、当時の責任者にその気持ちを伝えたところ、「対面営業の部署が新設されるから、社員として頑張ってみないか」というお話をいただきました。そのときは、心底嬉しかったですね。
社員登用後は幅広い経験を積まれたそうですが、特にキャリア形成に影響を与えた出来事はありますか?
アルバイト時代からそうなのですが、意欲次第でどんどん成長の機会を与えてくれるのが当社の魅力です。実際、対面営業の実務以外にも、提携先の地方銀行の保険コールセンター立ち上げや、自社の地方拠点の新設、そして現在は2拠点のオフィス長を任されるなど、やりがいと責任にあふれる仕事をさまざま手掛けてきました。中でも、特に記憶に残っているのが、ある地方銀行で保険提案を行う銀行職員向けのトレーナー業務です。
具体的にどのような業務を担当されたのでしょうか?
提携先の銀行に常駐し、行員の教育・管理から、勉強会の講師やお客様向けセミナーまで、幅広い業務に臨みました。当時は未体験のことばかりでしたから、「社内に戻ってきた時に必ず活かせるはず」と思い、自ら希望して挑戦させてもらいました。
銀行での業務を通して、どのような経験・知見を得られましたか?
例えば、“頼れるトレーナー”だと認知してもらうには、常にフットワーク軽く行動し、近い距離感でサポートする姿勢が欠かせません。その上で明確な目標を設定して部門全体で共有し、達成への道筋を設計する手法は、現在取り組んでいる拠点運営にも活きています。また、あらゆる金融商品を取り扱う銀行で働いたことで、「ほけんのぜんぶも、あらゆるお金の相談に応えられる体制にしていきたい」という想いも強くなりました。
現在は2拠点のオフィス長を務めていますが、今後の目標などはありますか?
仙台と札幌ではマーケットの状況や顧客層も大きく異なります。ですから画一的なサービスではなく、地域の色というものを大事にし、お客様に選ばれることはもちろん、各地域のファイナンシャルプランナーにも「ほけんのぜんぶで働きたい」と思われるような存在になっていきたいと思っています。
地域で選ばれる存在になるために、特に力を入れていることは?
お金や人生の相談に総合的に応じられる体制づくりです。ZENB HOLDINGSとしても、最近では人材サービスや収益不動産の売買仲介など、年々サービスを拡充させてきていますし、コンサルティングサービス部門も様々な経験を持ったプランナーが集まっていますからね。「仲間とともに未来を切り拓く」という当社の理念の通り、仲間同士でシナジーを発揮できるよう、喜びも大変さも共有しあえる拠点をつくり、チームの総合力でお客様をフルサポートしていきたいです。